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豚インフルエンザ Q&A:工場式農場との関係 

What You Should Know About Swine Flu:
Q&A With Dr. Michael Greger(原文)

http://www.hsus.org/news/qa_on_swine_flu_050209.html

以下は、米国人同協会(HSUS = The Human Society Of The United States)の動物由来の病気が人体に与える影響及び現代における私達人間の動物の利用が伝染病(パンデミック)の引き金となっている現象の専門家、そして「トリインフルエンザ:人類が自ら招いた病原体」の著者であるマイケル・グレガー氏による全世界に蔓延した豚インフルエンザに関する質疑応答です。

「豚インフルエンザ」という呼称が避けられる傾向にあるのは?

豚肉の販売を保護し豚を屠殺し続けるために「豚インフルエンザ」という言葉が避けられる場合があるようです。現在、米国疾病予防対策センター(CDC = The U.S. Center For Disease Control And Prevention)は、豚インフルエンザではなく「豚(から生まれた)由来のインフルエンザ」と呼んでいます。しかしながら「工場式農場(から生まれた)由来のインフルエンザ」と呼ばれる方が的確でしょう。

加熱調理すれば、豚肉を食べても安全なんでしょ?

インフルエンザの特性から考えれば、恐らく安全でしょう。しかしながら、豚肉の生産環境に問題があるのです。何千もの豚を糞便まみれの不衛生な環境で飼育する事は、病原体繁殖するのに最適な環境を作り上げる事になります。利益だけを追求した現代の工場畜産方式は、巨大な細菌培養器と考えられます。
豚インフルエンザは、一体どこから生まれたの?

豚インフルエンザの遺伝子パターンが解析され、この致命的な「トリプル・ハイブリッド・ミュータント(鳥、豚、人に感染するウイルス)」の原種が 1998年に米国の工場式農場で発見されたものである事が明らかになっています。

豚インフルエンザの誕生に対して責任のある工場式農場の環境とは?
工場式農場がウイルスの培養地と呼ばれるには、多数の理由が挙げられます。

・非常に多くの動物が超満員状態の環境に閉じ込められているという事:今日の動物の自然な生態を全く無視した工場式農場の環境によって、動物が宿主(ホスト)となり、病原体が蔓延し突然変異する危険性が飛躍的に上昇します。ルーレット盤に例えれば、一度だけでなく、何度でも、無料で、進化するまでルーレットが回せるという事です。

・異常な集中飼育密度:豚インフルエンザは、人インフルエンザと同様に感染した鼻汁や呼吸器官の汚物から伝達されます。すなわち、豚が工場式農場で集中的に飼育されればウイルスが急速に蔓延するという事です。

・ストレスによって機能を失われる免疫システム:妊娠中の雌豚は、振り返る事すら出来ない状態に固定されており深刻な健康問題に苦しんでいます。獣医学者は、豚を集中的に飼育する事によってウイルスが鼻から鼻へと直接伝染したり空気感染するだけでなく、精神的ストレスが免疫システムを破壊し、豚がウイルスに感染しやすくなると訴えています。

・新鮮な空気の欠落:薄暗い工場式農場の環境がウイルスの活動を止めない。

・糞便の腐敗:畜産によって大量の糞便が腐敗しアンモニア匂を放たれ、豚の呼吸器官が焼かれる事によって呼吸器感染する恐れが上昇します。

・日光の欠落:工場式農場の形態は、巨大な倉庫であるため、全く日光が届きません。日光に含まれる紫外線は、インフルエンザウイルスの破壊に対して非常に有効です。わずか30分間で直射日光がインフルエンザを完全に不活性化する一方で日陰で不活性化するには数日に渡り、ジメジメとした糞便まみれの環境では、さらに何週間も掛かります。

・薬物作用:豚肉産業は、悲惨な工場式農場で可能な限り多くの豚を生き延びさせるためだけでなく、豚を豚インフルエンザに感染させないためにも大量の抗生物質を使用しています。これは、豚肉の製造過程におかえるウイルスの影響力を弱体化しますがウイルスの流出を防ぐという訳ではありません。人間用の抗生物質を獲得する事によってウイルスが突然変異するように圧力が掛けられ、世界的流行病の引き金となる可能性を増大させます。

・ウイルスを媒介する大量のネズミとハエ:2006年に行われた研究では、ハエがウイルスを工場式農場から何十キロも離れた場所まで運ぶ事が明らかになっています。

れらの全ての要因を考慮し明らかになる事は、新生のインフルエンザを培養し世界中に蔓延させた諸悪の根元が工場式農場であるという事です。
豚インフルエンザ以外の病気も工場式農場に関係しているの?

工場畜産に由来する人間の病気の発生は、豚インフルエンザだけではありません。食肉産業は、牛や羊などの草食動物にゴミ肉や血や糞便を与え肉食動物に変化させており、身動きの取れない程病弱した動物を食す事で人々が狂牛病に感染しています。
2005年、中国は、生肉販売によって775名もの死者を生んだ、髄膜炎や難聴を引き起こす重症急性呼吸器症候群(SARS = Severe Acute Respiratory Syndrome)と呼ばれる病気の出現に直面しています。

米国農務省(USDA = The U.S. Department Of Agriculture)は「工場式農場における非人道的な飼育方式による豚のストレス、不十分な換気が原因である。」世界保健機関(WHO = The World Health Organization)は「集中的な飼育方式が豚にストレスを与え、豚の免疫システムを抑制させた。」と非難しています。

マレーシアの養豚場は、脳感染を引き起こす接触伝染性の呼吸器官の病気で、感染者の 40% を死に至らせる最も致命的なニパウイルスと呼ばれるヒト病原体を誕生させています。この新たな病気の発生の責任も重ねて工場式農場に向けられています。

アメリカの豚肉産業は、糞便まみれの不衛生な環境で可能な限り多くの豚を生き延びさせ成長を促進させるめに毎年大量の抗生物質を使用する事によって人間用の抗生物質に対して耐性を持った病原体を誕生させています。

昨年行われた研究では、アイオワ州とイリノイ州で試験された豚の半分が現在アメリカでエイズ(AIDS)以上に多くの死者を出しているメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA = Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureus)に対して陽性であるという事が明らかになっています。

畜産における不適切で不必要な動物の搾取は、潜在的に人々の死を予期しているのです。

他の専門家も工場式農場を非難しているの?

世界最大の公衆衛生専門機関である米国公衆衛生協会は、もう5年以上前から工場式農場の廃止を求めています。

2005年には、国連(The United Nations)が「政府、地方自治体、国際機関は、インフルエンザが致命的な病原体に突然変異する理想的な環境を作り上げている工場畜産との闘いを最優先すべき。」と公言しています。

昨年には、2年半かけて工場式農場による環境への影響を調査した団体があり、元農務大臣、アイオワ州公衆衛生大学の学部長、カンザス州知事らが参加しています。そして、振り返る事すら出来ない環境に動物を閉じ込める行為が人類に許し難い危機をもたらしていると発表しています。
今後のインフルエンザの危機を減らすには、どうしたら良いの?

食肉産業が即座に生肉販売取引から死肉販売取引へと向かう必要があるでしょう。長距離に渡る動物の輸送は、インフルエンザの蔓延に繋がります。そして家畜動物に新鮮な呼吸の出来る環境を与えるべきでしょう。

ある研究では、豚に剥き出しのコンクリート上ではなく、免疫システムを抑制しない、わらを与えるだけで、インフルエンザの伝染率が著しく軽減された事が明らかになっています。長期的に考えれば、既にヨーロッパで行われているように集中飼育装置の撤廃し米国公衆衛生協会の提案を受け入れ工場式農場を廃止するのが望ましいでしょう。
その後は、どうしたら良いの?

目標は、怯える事ではなく、待ち構える事です。世界的流行病は、何度も起きています。1957年と1968年に起こった比較的軽症であったとされるパンデミックでも、それぞれ100万の人々が亡くなっています。あなたが 52歳以上であれば、既に二度パンデミックを生き延びた事になり、来るべき三度目のパンデミックを生き延びる可能性を持っているのです。

あなたは、幼稚園で既に適切な手洗いとうがいと言うパンデミックを生き延びる方法を学んでいる事でしょう。さらに、人混みを避けたり、適度に日用品を貯蔵したり、インフルエンザ犠牲者を保護したり、アルコールを含んだ殺菌剤で手を洗ったり、マスクの着用する事などが有効でしょう。
豚インフルエンザの脅威を阻止するために私達がすべき事
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-344.html

豚インフルエンザについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/豚インフルエンザ

トリインフルエンザ(パンデミック)の脅威(ビデオ)
http://gallery.mac.com/vegetarian/

現代式農場の実態:
人類が生み出した最も残虐な発明(ビデオ)

http://gallery.mac.com/vegetarian/

工場式農場を廃止しよう!(ビデオ)
http://gallery.mac.com/vegetarian/

豚インフルエンザの脅威を阻止するために私達がすべき事 

*バイオハザード:レベル 3
(個体に対する高い危険度、地域社会に対する低危険度)
・・・マラリア、結核、炭疽菌、ペスト、チフス、SARS など、人に感染すると重篤な疾患を起こすが、他の個体への伝播の可能性が低いもの。
*バイオハザード:レベル 4
(個体及び地域社会に対する高い危険度)
・・・トリインフルエンザ、豚インフルエンザ、スペインかぜ、エボラウイルス、デング熱、黄熱ウイルスなど、人又は、動物に感染すると重篤な疾患を起こし、罹患者から他の個体への伝播が直接、又は、間接に起こり易いもの。
*NEMESIS(ネメシス)・・・歯の立たない敵、元凶、悪の根元、当然の報復、復讐者、人間が神に働いた無礼に対する神の怒りと天罰
メキシコで発生した豚インフルエンザによって既に150人以上が死亡。世界中が警戒態勢を取っており、日本を含む世界中に広がっている一方でメキシコ政府は、H1N1型ウイルスの起源をベラクルス州の養豚場にある事を明らかにしました。
米国人同協会(HSUS = The Human Society Of The United States)の動物由来の病気が人体に与える影響及び現代における私達人間の動物の利用が伝染病(パンデミック)の引き金となっている現象の専門家、そして「トリインフルエンザ:人類が自ら招いた病原体」の著者であるマイケル・グレガーは、次のような見解を発表しています。


A Possible Connection: Swine Flu And Factory Farms(原文)
http://hsus.typepad.com/wayne/2009/04/swine-flu.html

人間に影響を及ぼす新たな病気の出現は、過去数十年の間に何度も浮上しており私達の誤った動物の取り扱いによって再浮上する結果となっています。

アフリカで行われていたチンパンジーの食肉処理が HIV の出現に繋がり、アジアにおける生肉販売が(2002年に 775人の死者を出した)重症急性呼吸器症候群(SARS = Severe Acute Respiratory Syndrome) の出現に繋がり、外来ペットの生体販売がアメリカ・ウィスコンシン州で出現したサル痘(さるとう)に繋がっています。

しかしながら、私達と動物達の関係が最も変わった瞬間は、世界中で動物達を食品のために飼育するようになった事でしょう。

利益だけを追求した最新の畜産方式である工場畜産は、狂牛病ブタ連鎖球菌(Streptococcus Suis)、ニパウイルス(Nipah Virus)、薬物耐性菌トリインフルエンザなどの致命的なヒト病原体と直接関係しています。

そして現在、2500万人もの人々を死に至らせているエイズ(AIDS)よりも注目が集まっているインフルエンザには、ほんの数ヶ月の内に(何十億もの)世界中の人々に感染する能力を持っています。

この世界中の注目を集めている H1N1 型豚インフルンザウイルスの予防対策には、まず、何故このウイルスが発生したのかを理解する事が重要です。


私達が現在直面している豚インフルエンザウイルスの発生が初めて確認されたのは、1998年のアメリカ・ノースカロライナ州にある工場式農場でした。何千もの動物が不衛生で薄暗い糞便まみれの倉庫で超満員状態にされると病原体の繁殖に最適な空間が出来上がるのです。

超過密状態の飼育方式から撤退する方針を打ち明けている企業もありますが、ほとんどの食肉産業が動物の健康状態を向上するために制定された法を打ち破る方法を模索しているのが現状です。
例えば、全米食肉団体やアメリカ食肉協会は、カリフォルニア州の食品となる動物への配慮を向上し人間の食用となる豚から歩く事さえ出来ない程病気で障害を患った豚を除外するという法を打ち破る訴訟を起こしています。

畜産学(Livstock Science)が2008年に発表された歩行困難に陥った豚の研究によれば、豚インフルエンザの検査で陽性と出る傾向が歩行可能な豚に比べて歩行の出来ない豚のが圧倒的に多いという事が明らかになっています。

実際に、歩行困難に陥った半分以上の豚から血流を勢いよく流れる活動的な豚インフルエンザが検出され、53.8%が活動的な H1N1型ウイルスに感染し 51.9%が H3N2 型ウイルス感染していたそうです。

豚インフルエンザが世界中の注目を集める前、食肉産業は、歩行困難になった豚を人間の食品のために解体し加工する事が許されると主張していました。しかしながら、今、世界保健機関(WHO = World Health Organization)が人類の緊急危機として豚インフルエンザを取り上げています。

私達が豚インフルエンザの脅威から解放され、安全な生活環境を得るために最優先すべき事は、食肉産業が動物や人々を守るために制定された法を打ち破るのを止め、工場式農場を削減するよう訴えかけて行く事にあります。私達人間が動物の取り扱いの過ちを認識しなければ、再び新たなインフルエンザが突然人々に襲い掛かる事になるのでしょう。

「豚インフルには、豚料理で反撃を!(^○^)」
―肉食者

「豚を食べる事で感染するという事は、皆無です。」
―一般メディア

「豚インフルエンザに殺されたくないのなら、私達人間が彼らを殺すのを止めればいい。」
―PETA

豚インフルエンザ Q&A:
工場式農場との関係

http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-345.html

豚インフルエンザについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/豚インフルエンザ

トリインフルエンザ(パンデミック)の脅威(ビデオ)
http://gallery.mac.com/vegetarian/

現代式農場の実態:人類が生み出した最も残虐な発明(ビデオ)
http://gallery.mac.com/vegetarian/

国連が警告:肉食が地球温暖化最大の脅威
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-245.html

工場式農場を廃止しよう!(ビデオ)
http://gallery.mac.com/vegetarian/

肉食再考:現代蹂躙の大型中古車 

*このニューヨーク・タイムズ(The New York Times)紙の記事を執筆した必要最小限主義(Minimalism = ミニマリズム)コラム担当のマーク・ビットマン(Mark Bittman)は、昨年「How To Cook Everything Vegetarian(従来の習慣を全てベジタリアンに変える方法)」という本を発表していますが、彼は、ベジタリアンではありません。



Rethinking The Meat-Guzzler(高燃費肉食の再考)
http://www.nytimes.com/2008/01/27/

今、私達が普段購入出来て当然であると考えられているものが資源不足という深刻な事態を招いています。驚く程安く、腐る程余っていて、多くの人達の日常生活の中で愛されているもの・・・それはガソリンではないでしょう。

それは二つの生活必需品の内の一つです。ガソリン同様に、政府の助成金が肉の生産に提供されています。ガソリン同様に、肉の需要は、国家が裕福になればなる程急上昇する傾向があります。ガソリン同様に、人口増加によって増える税金や肉食の問題が浮上するに連れて、肉の消費を抑えるべきものであるという認識が広まり始めています。

近年、生活水準の向上や集中的な家畜生産設備に伴って肉の需要が何倍にも増加しましたが、その一方で、途方もない量のエネルギーが消費され、水源が汚染され、大量の温室効果ガスを放ち、熱帯雨林を破壊しながら、かつてない程にトウモロコシや大豆などの穀物を要求されるという猛威が振る舞われています。つい先日、ブラジルの大統領は、家畜の放牧のために焼却され、伐採され続けている熱帯雨林に緊急の措置が必要であると警告しています。この、ほんの5ヶ月間にブラジルから3237平方キロメートルの熱帯雨林が消滅したのです。

1961年に全世界で供給された肉の量は、7100万トンでした。2007年に全世界で供給された肉の量は、2億8400万トンであるとされています。この期間に一人当たりの肉の消費量は、2倍以上に増加しています。(発展途上国での肉の消費量は、この20年の間で先進国の肉の消費量を上回る早さで成長を続けています。)2050年に世界の肉の消費量は、再び2倍に増加すると考えられており、国連の専門家であるヘニング・スタインフェルド氏は「血も涙もない家畜の大量生産」が原因であると述べています。



現在アメリカ人が消費している肉の量は、1日当たり、およそ226グラムで、これは、少なく見積もっても世界平均の2倍に相当します。アメリカ人の人口は、世界の人口のほんの5%に過ぎませんが、アメリカでは、1年に100億以上の動物達が処理(飼育して屠殺)されており、この数は、全世界で食用のために殺されている動物達の15%以上に相当します。

家畜の大量(“飼育”という言葉は、工場畜産の意図に沿わないので)生産は、大量の資源を必要とするため、近年、この需要を減らす事が問題視されています。また、国連の食糧農業機関は、家畜の生産によって排出される温室効果ガスが量が交通機関の5倍に相当し、直接、もしくは、間接的に地球温暖化に関与していると発表しています。

地球物理学者のガイドン・エシェル氏や学地球物理学の准助手であるパメラ・A・マーティン氏が分かりやすい言葉で言い表すと、アメリカ人が肉の消費量を20%減らすだけでカムリのようなセダン型自動車から超低燃費なプリウスに乗り換える事に匹敵する効果があるようです。

同様に日本の畜産草地研究所によって発表された研究では、1キログラムの牛肉に欧州車を249キロメートル走らせる事によって生じる二酸化炭素の排出量と100ワットの電球を20日間点灯させるエネルギーと同等の責任がある事が明らかになっています。

穀物や肉だけでなく、私達のエネルギーの無駄遣いが悲惨な結果をもたらす可能性があります。より大量の肉を生産するには、より高価になると言われているトウモロコシや大豆などの飼料の需要増加を伴う事になります。

これは、裕福な国の人々だけでなく、高価な飼料が食用作物から転用される場合には、貧しい国の人々にとっても悲劇的な運命が待ち構える事になるでしょう。エタノールへの需要によって、既に物価が押し上げられており、国連の食糧農業機関によって見積もられた昨年の食品物価指数では、40%上昇している事が分かります。

また、現在8億以上の人々が飢えや栄養失調に苦しんでいますが、世界で栽培されているトウモロコシや大豆の大部分は、牛、豚、鶏などの家畜動物達に与えられています。これは非常に奇妙な事であると言えるでしょう。スタンフォード大学の経済学准教授のロザモンド・ネイラーによると、家畜が生産するカロリーを直接消費で得るには、2〜5倍以上の穀物が必要になるそうです。これは、穀物飼育で育てられた牛肉の場合には、10倍にもなります。

動物の飼料のための穀物を大量に生産する事による環境への影響は、深刻で、環境保護庁によれば、アメリカの農業が全ての水質汚染問題の4分の3に関与しているそうです。

これには、牛の胃が本来直ぐに体重を増やす穀物ではなく、牧草を消化するように意図されている理由が挙げられます。抗生物質の投与が必然的となる健康問題を伴う習慣が牛達の自然環境を奪う事によって、肉の大量生産や集団虐殺を可能にしている一方で、抗生物質に耐性のある細菌が人々を救済する薬剤の効果を無効化する恐れがあります。

すなわち、穀物飼料で育てられている動物達が裕福な国々の人々に心臓病、癌、糖尿病などの様々な健康問題を引き起こしているいう事です。少量の肉が有益なタンパク質をもたらすという主張は、もっともです。しかしながら「肉を食べなきゃだめだ!」宣伝文句は、もはや時代遅れでしょう。例え私達が普段食べている肉の量が無害であっても、異常がある事に間違いはないでしょう。

現在アメリカ人は、年間一人当たり、およそ90キログラムの肉、鶏肉、魚など(乳製品や卵を含まない)を消費していますが、50年前の年間一人当たりの消費量は、22.6キログラムでした。今、私達は、1日に110グラムものタンパク質を摂取しているのです。これは、政府が推奨する摂取量の2倍であり、その内75グラムが動物性タンパク質に由来しています。(多くの栄養士によって考慮されている推奨摂取量ですら、本来必要とされる摂取量の上限を超過している傾向があります。)普通の人なら、1日に植物性の食品から十分摂取可能な30グラムのタンパク質で十分でしょう。



私達は、一体どうしたら良いのでしょうか?答えを出す事は、容易ではないのかもしれませんが、その一つとして、より良い排泄物管理策が挙げられます。政府が畜産業に交付している助成金の削減も助けになる事でしょう。国連は、世界の畜産収益の31%が政府による助成金で占められている推定しています。畜産環境の改善も助けになる事でしょう。非営利国際食糧政策研究所の環境保護技術監督であるマーク・W・ローズグラント氏は「肉の生産に絶対不可欠な環境問題の削減には、家畜の飼育管理に投資が行われるべきである。」と述べています。

もう一つは、最先端技術が挙げられます。イスラエルや韓国などの国々は、動物の糞便を電力に変える研究を行っており、一部の大規模なアメリカの養豚場では、糞便を石油に変える技術が採用されています。

また、長期的に見れば、巧みな操作でハンバーグやステーキに変えるという動物の細胞を試験管で培養する事によって生産された「環境に悪くない肉」の可能性に投身する事も狂気ではないようです。

さらに人間の心理的な不快感や政治的に不評な肉食を減らすという概念を受け入れられる人達には、とても現実的な牛を牧草で太らせる方向に戻すという提案もあります。これは、牧草で牛を太らす方が穀物で牛を太らせるよりも時間と手間が掛かり、肉の生産量が減るためです。“In Defense Of Food(食糧防衛最前線)”の著者であるマイケル・ポラン氏は「穀物の栽培が困難な状況下では、牛を牧草で太らすのが道理だ。」と述べています。

しかしながら、動物の生産者にとっては、工業化された食肉生産の70%を占める、牛より効果的に穀物を肉に変える豚や鶏が最も魅力的な希望の一つです。

かつて、畜産は、運送費が少なく済む地元で飼育され、糞便が近所の畑に撒かれる程度の存在でした。しかしながら、現在の機械化された畜産システムは、最小の経費で最大の利益を生む姿勢を取っており、動物達の大量の糞便によって小川や地下水が汚染される問題が発生しています。(アメリカのアイオワ州だけで毎年5000万トン以上の糞便が産出されています。)



もはや、これは、アメリカだけに限られた問題ではありません。国連によれば、アメリカ国内での肉の需要が横ばい状態に陥っている一方で、世界的な工場式の畜産システムが地面を利用した飼育方式に比べて2倍の早さで成長しているらしいのです。

もしかしたら、最も有効な環境問題の解決策は、消費者が肉の真の代価を見極める事にあるのかもしれません。地球物理学者のガイドン・エシェル氏は「アメリカの環境問題を見れば、全てが肉の生産に関与している事が分かるだろう。工場畜産は、私達の水源を汚染するのに最適である。この値段の付いていない無料の代物が取り返しの付かない事態に陥る頃には、食糧生産のシステム全体が劇的に変化する事だろう。」と述べています。

環境問題とは関係がないと思う人達もいるかもしれませんが、工場式農場での動物達が耐えている恐怖が知れ渡るに連れ、動物の福祉問題を考慮する人達も増えています。また、動物達に大量の穀物を与え、太らせ、殺して少量の肉を食べるよりも、私達人間同士で直接穀物を分配し、消費する方が効率的であると訴える人達もいるようです。

現在、ガソリン同様、牛肉、豚肉、鶏肉の価格も上昇する兆しが見え始めていますが、今後も(政府による補助金のために)現状を維持し、値を下げれれる事さえあるでしょう。しかしながら、ジョージ・メイソン大学の経済学教授であるタイラー・コーエン氏を含む多くの専門家は、肉の価格が国内での需要に影響を与える程上昇する事はないと述べています。

「肉食削減政策において、肉の流通価格に頼る事は、出来ないでしょう。今後、一時的に影響が出る可能性がありますが、さらに需要が増える可能性の方が大きいでしょう。例え消費者の負担となっても、悲劇的な問題にはならないでしょう。」

しかしながら、肉の価格が人々の食習慣を変える事がなくても森林破壊、環境汚染、地球温暖化問題、飢餓問題、健康問題、動物虐待問題が肉食を減らし、菜食の機会を増やす事になるかもしれません。

食糧政策研究所のマーク・W・ローズグラント氏は「人間の健康に良く、動物達に思いやりがあり、飢えに苦しんでいる人達や地球に優しい大規模な肉食削減運動」を見越しています。

地球物理学者のガイドン・エシェル氏は「人々の健康的な体に美しく見渡せる地球の風景。これ程理想的な事はないだろう。」と述べています。

国連の食糧農業機関は、2006年に肉食が環境に与える影響を調査した結果「Livestock's Long Shadow(畜産が及ぼす地球環境への悪影響)」を発表しています。「対立する動物性食品と環境保護団体が調和されるという楽観的な意見があります。両者の要求は、もはや発展途上国に限らず、比較的裕福で中流・上流階級に位置する同じグループの人々によってもたらされています。このような消費者は、既に声を上げて圧力を加える準備が出来ており、避ける事の出来ない価格の上昇を受け入れる意思があるように思えます。」

実際に、環境に優しい食品を選択する人達が現れ始めています。有機栽培や有機農場を営む人々は、この10年で2倍に増えており、自然食品(オーガニック)市場は、知らない間に急成長してるのです。有機製品は、確かに高価ですが、時間と手間を掛けているだけの価値があるように思えます。

どのような答えを出すかは、皆さんの自由です。しかしながら、このような流れが進めば、肉食は、日常的なものではなく、特別的なものになるでしょう。これは、極めて非現実的な事ではなく、むしろ、SUV車(Suport-Utilitty Vehicle = スポーツ用多目的車)の舞台がハイブリッドカーに受け渡されている傾向に似ています。ひょっとしたら「1日半キロ肉食時代」の幕までが閉じられようとしているのかもしれません。

しかしながら、これは、それ程重要な事ではないようです。

「誰が毎日3回肉を食べなければならないと言ったんだい?」
―“In Defense Of Food
(食糧防衛最前線)”の著者 マイケル・ポラン

ガソリン“170円”突破:GS淘汰さらに加速
http://www.business-i.jp/200806020029a.nwc

「タンク培養の人工肉」普及は間近?:
培養食肉シンポジウムからのレポート

http://wiredvision.jp/news/200805/

肉食と飢餓問題
http://ameblo.jp/00misakichi00/

地球温暖化問題に終止符を打つ最も有効な解決策
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-223.html

国連が警告:肉食が環境への最大の脅威
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-192.html

1キログラムの牛肉の生産 = 三時間のノンストップドライビング
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-134.html

菜食:地球温暖化問題に終止符を打つ最も有効な解決策 



地球温暖化は、人類史上、私達が直面して来た環境問題の中でも最も深刻な脅威です。しかしながら、全面的に二酸化炭素の排出量に注目する事によって、地球温暖化による災害の陰に潜む真の原因を明らかに出来ないでいます。結果として、多くの環境保護団体が私達の日常生活の中で実行可能な地球温暖化の防止に最も有効な方法を見過ごす結果になっています。

地球温暖化と二酸化炭素

環境保護団体は、もちろん地球温暖化が私達の地球にとって最も深刻な事態である事を認識しています。地球の気温は、少なく見積もっても20世紀以前に比べて確実に上昇しており、既に科学者の予想を遥かに上回る早さで上昇を続けています。地球温暖化によって引き起こされると予想されている災害には、洪水、異常気象、伝染病の蔓延、人間や動物を含む生物の大量絶滅などが挙げられます。

しかしながら、環境保護団体は、もっぱら二酸化炭素(CO2)の排出量の削減に力を入れています。残念ながら、環境保護団体の取り組みは、ひたすら燃料経済性基準を上げたり、発電所によるCO2排出量の抑えたり、さらなるエネルギー源を活用するなどの努力に注ぎ込まれています。消費者にも「燃費の良い車や消費電力の少ない家電を買って、利用を控えろ。」などと訴えかけています。

これは致命的な誤算です。ジェームズ・ハンセン氏などの研究者によって発表されているデータは、二酸化炭素の排気量が地球温暖化の主要な原因ではない事を明らかにしています。この発表が地球温暖化の懐疑論者によるものであると考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

ジェームズ・ハンセン氏は、NASAのゴッダード宇宙研究所の指導者であると同時に「地球温暖化理論の祖父」と呼ばれ続けています。彼は、長年地球温暖化の防止に取り組んでおり、アル・ゴアや環境保護団体にも頼られ、地球温暖化の懐疑論者の研究発表を覆している人物です。彼の研究発表は、気候変動に関する政府間パネル第二作業部会(Intergovernmental Panel on Climate Change's Working Group II = IPCC)の議長であるジェームズ・マッカーシーのような地球温暖化の大物専門家にも認められています。

現在、CO2の削減だけに依存するという誤認は、ますます加速してきています。人間の活動が全ての他の本質ガスを組み合わせた量よりも多くのCO2を排出しているのは事実です。しかしながら、これは、地球温暖化のほとんどに責任があるという意味ではありません。多くの他の温室ガスは、CO2よりも遥かに多くの熱を閉じ込める作用があり、その幾つかは、CO2の何万倍も強力なものなのです。二酸化炭素を基準に今後100年の間に排出されるガスの威力を定義した、ありとあらゆる温室効果ガスの係数を踏まえると、CO2以外のガスが地球温暖化問題の大部分を占める事が明らかになって来る事でしょう。

また、CO2の主要な排出源である車や発電所は、エアゾールも排出しています。エアゾールは、本来、地球の気温を下げる効果があり、この冷却効果には、CO2による温暖化の影響を無効にするという重要な働きがあります。すなわち、当面は、CO2の排出が地球の気温の変化に影響を及ぼす事は、全くないという事です。この事実が世間に知れ渡っていないのは、環境汚染を行っている産業によって温室効果ガスの排出の口実に利用される事を環境保護団体が恐れているためです。

しかしながら、長期的に考えれば、当面地球温暖化に全く影響力を持たないCO2の削減も気候変動の影響力を持っていると言えます。CO2が数十年から数世紀に渡って大気を温め続ける一方で、ほんの数ヶ月で大気中から沈下するエアゾールは、短命であり、このままエアゾールの排出がCO2の排出との良い関係を保ち続けると確信する事は、誰にも出来ません。私達が今直ぐCO2削減の取り組みを止めても、将来手遅れになるだけなのです。

・・・とは言っても、私達が現在直面している地球温暖化による災害や今後50年間に起こる避ける事の出来ない悲劇の原因が二酸化炭素以外の温室効果ガスにある事には、変わりありません。もし私達が来る半世紀に訪れる地球温暖化の脅威を食い止める事を望むのであれば、私達は、CO2以外の温室効果ガスの削減に対応する戦略を取らなければなりません。その勝利を呼ぶ最も影響力のある戦略は、肉食を止める事です。



メタンと菜食

地球温暖化問題への取り組みにおいて、CO2よりも遥かに重要な温室効果ガスは、メタンです。メタンは、他の全てのCO2以外の温室効果ガスを組み合わせた量よりも地球温暖化に対して責任があります。メタンは、CO2の21倍も強力な温室効果ガスです。産業革命以来、大気中の二酸化炭素の濃度が31%ほどしか上昇していない一方で大気中のメタンの濃度は、2倍も増加しています。

人為的温暖化の半分の原因であると言われているメタンの削減は、CO2の削減よりも最優先されるです。メタンは、採炭や埋め立て地などの様々な要因から排出されていますが、その中でも最も多くのメタンを排出しているのが畜産業です。畜産業は、年間1億トン以上のメタンを排出しており、この量は、年々増加しています。世界の肉の消費量は、過去50年の間に5倍も増加しており、減少の兆しは、ほとんどありません。畜産業によって排出されているメタンの85%は、家畜動物達の消化過程で生じているものです。1頭の牛は、比較的少量のメタンしか排出しませんが、これが何千万もの家畜の話となれば別です。そのメタンの排出量は、途方もなく莫大な量になります。残りの15%のメタンは、家畜動物達の糞便を溜めている下水処理されない巨大なトイレから排出されています。この家畜動物達の糞便は、地球温暖化だけでなく、水質汚染の最大の原因にもなっているため、畜産業は、多くの環境保護運動家によって責任を問われています。

結論は、簡単です。地球温暖化防止に最も有効な解決策は、動物性製品の消費を削減する事です。私達は、ベジタリアンになるだけで、地球温暖化の最大の原因であるメタンの主要な排出源を撲滅する事が出来るのです。



CO2削減における菜食の利点

メタンを排出する食品から離れる事は、二酸化炭素を削減するよりも遥かに早く地球温暖化の防止に貢献する事が出来ます。まず第一に、菜食によって生じる温室効果ガスには、制限の余地がありません。すなわち、必要最小限の被害で温室効果ガスを100%削減する事が出来るという事です。その一方で、これまでの二酸化炭素の削減は、経済的な被害を避けずには、実現出来ません。最も大きな期待を背負った二酸化炭素の削減戦略でさえ、目標の半分にさえ達していません。

第二に、食生活の切り替えは、二酸化炭素を排出しながら化石燃料を燃焼する技術を避けるよりも遥かに早く温室効果ガスを削減する事が出来ます。反芻を行う家畜動物達の転換率(肉のために動物を殺して新たな動物に置き換える周期)は、1〜2年であるため、肉の消費量の削減は、メタンの排出量の急落に繋がるのです。その一方で、車や発電所の転換率は、数十年おきにもなる事でしょう。また、例え、今日、有害な排出ガスを全く出さない燃料源が存在していたとしても、私達の大規模な経済基盤を組み立て直し、置き換えるには、何年も掛かってしまう事でしょう。同様に、二酸化炭素が数世紀に渡って大気中に残留する一方で、メタンは、8年ほどで大気中から消滅するため、メタンの削減は、即座に地球の寒冷化に効果を生むのです。

第三に、二酸化炭素の削減への取り組みは、自動車産業や石油産業のような裕福で貪欲なビジネス界の闘争を伴います。環境保護団体は、低燃費のSUV車(スポーツ多目的車)の生産や発電所の撤去を働きかけていますが、金持ちが大金を注ぎ込まない限り、実現する事は有り得ません。その一方で、菜食は、いつでもどこでも誰もが行う事が可能で、食事をする度に、畜産業から排出されるメタンを削減する事が出来るのです。

また、世論調査では、地球温暖化への懸念が広がっている一方で、環境保護運動家が御手上げ状態になっている事が明らかになっています。多くの地球温暖化の防止に貢献したいと願っている人達には、車や家電を買い替える機会がない限り、国会議員に手紙を書いたり、電気の利用を断つ事しか選択儀が残されていないのです。肉食の削減や撲滅こそが思慮深い人々に毎日実行可能な地球の救済法なのです。

最後に、温室効果ガスの削減がもたらす環境への有益な副作用について御紹介しておきます。メタンの減少は、人体や農業に害を与える物質である対流圏オゾンの減少に繋がります。工場式農場は、メタンの排出に加え、大量の水を乱用し、家畜の放牧の拡大や家畜を養うための穀物の栽培のために大地を根こそぎ剥ぎ取っています。先進国の絶え間のない肉への要求によって招かれる家畜の放牧の拡大は、開発途上国での森林破壊や砂漠化の主要原因になっています。工場式農場の下水処理されないトイレは、アメリカの水質汚染の最大の原因です。畜産業の絶え間のない化石燃料への要求のために、肉食は、菜食よりも遥かに多くのCO2を排出する結果になっています。



チーム・プラス6%にならないために
政府・企業・団体・個人がすべき事


もし、いつでもどこでも、肉食をしていた頃と同等、もしくは、それ以上の美味しさで、環境に優しく、健康にも良く、数えきれないほど多くの人々や動物達の命を救う事が出来る食事が出来たとしたら、どうしますか?肉食を止めるという事は、生野菜しか食べられなくなるという事ではありあません。既に、私達人類によって、肉、魚、貝、海老、卵、牛乳、オイスターソース、デミグラスソース、チーズ、バターなどの様々な動物性食品の代替品が考案されているため、チーズバーガーでも、ホットドッグでも、アメリカンドッグでも、ツナサンドイッチでも、ビーフステーキでも、肉まんでも、豚カツでも、豚骨ラーメンでも、チャーシュー麺でも、焼き魚でも、白身魚のフライでも、うな重でも、牛丼でも、水炊きでも、ちゃんこ鍋でも、唐揚げでも、チキンナゲットでも、酢豚でも、海老チリでも、ペパロニチーズピザでも、タコスでも、ナチョスでも、ラザニア、ケーキでも、クッキーでも、ドーナツでも、シナモンロールでも、プリンでも、ヨーグルトでも、アイスクリーム、ストロベリーパフェでも、チョコレートでも、七面鳥の丸焼きでも、フォアグラでも、キャビアでも、何でも食べる事が出来ます。その上、さらに、あなたが今までに見た事も聞いた事もない、舌がとろけるほど美味しいベジタリアンの料理に出会う事さえ出来るようになるのです。

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・環境保護団体は、地球温暖化防止の主要なキャンペーンとしてハイブリッドカーよりも菜食を取り上げるべきです。

・政府は、国民に菜食を勧め、国営放送局に菜食の教養番組やベジタリアンの料理番組を設けるように働きかけるべきです。

・企業や団体は、食堂に環境に優しい菜食メニューを追加し、外食産業は、バラエティ豊かな菜食のメニューを設け、児童や保護者は、学校の給食や弁当に健康的で肥満や病気にならない菜食を提案したり、食料品店にベジタリアン向けの食品を取り扱ってもらうように頼んでみましょう。

健康な人々・健康な地球:地球温暖化防止の新戦略
http://www.earthsave.org/globalwarming.htm

肉食再考:現代蹂躙の大型中古車
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-245.html

地球温暖化促進宣言:
わたしたちはチーム・プラス6%に参加しています!

http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-219.html

国連が警告:肉食が環境への最大の脅威
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-192.html

1キログラムの牛肉の生産 = 三時間のノンストップドライビング
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-134.html

肉食と環境問題
http://www.macveg.com//environment.html

毛皮:悪夢のような環境破壊者 

毛皮産業は、動物虐待への非難を反らすために毛皮が環境に優しい製品であるというキャンペンーン活動を行っていますが、この声明は、真実ではありません。実際に、イギリス、デンマーク、オランダ、イタリア、フィンランドの広告規制委員会は、毛皮が環境に優しいと訴える事を詐欺行為として禁止しています。工場畜産と同様に、毛皮動物飼育農場は、集中的に大量の糞便を産出させているのです。世界のキツネ飼育農場の65%を抱えるフィンランドでは、毛皮の為に殺される動物達の糞便が下水処理されていない100万人の糞便に匹敵したという報告が出ています。

水質汚染と大気汚染

動物の糞便には、高濃度のリンや窒素が含まれています。この糞便は、一度雨が降れば、川などの水域に流れ込み、土壌に染み込んで、地下水を汚染する事さえあります。

動物の糞便に含まれる栄養素は、水中の酸素を奪う藻の異常繁殖に繋がっており、より影響を受けやすい魚達を死に追いやり、人間に適さない水を生み出しています。フィンランドのカウスティネンでは、毛皮動物飼育農場によって非ここされた水質汚染のために、地下水の利用が止められ、水流の道順が変えられています。

一方、アメリカでは、毛皮動物飼育農場協会が五大湖地域の地元政府に水質基準を下げるように働きかけています。また、ウィスコンシン州の天然資源省は、地下水汚染の原因として毛皮動物飼育者に抗議さえ行っています。

スウェーデン最大のキツネ飼育農場は、地元の水源を汚染する活動を行っていたとして、1998年1月に閉鎖が命じられています。「ScientiFur」という雑誌は、同時期に、毛皮動物飼育農場周辺の土壌が線虫に汚染されているというポーランドの研究結果を報告しています。同じ問題に取り組んだ研究者達は、毛皮動物飼育者に井戸の位置の確定を慎重に行うように忠告しています。

フィンランドの毛皮動物飼育場は、毎年1500トンものアンモニアを産出しており、深刻な大気汚染を引き起こしています。この大気汚染のために人間が生活する事さえ出来なくなりましたが、農業都市計画法では、付近の住民に困難な選択を迫る事しか出来ませんでいた。

侵略者

毛皮動物の養殖のために様々な動物達が未知の生息環境へと追いやられています。1830年代、露米会社は、アラスカの島々にキツネを放り出し始めました。この島々には、捕食者がおらず、キツネの繁殖に快適な環境だったのです。これは、後の、殺しの時期まで大量の動物達を集中的に飼育するという毛皮動物の養殖を行う前の試みでもありました。 

この初期の毛皮動物の養殖の試みには、計り知れない影響が潜在していました。外来のキツネが様々な海鳥を絶滅させるという事件を引き起こしたのです。シジュウカラガン(Aleutian Canada Goose)は、生息範囲を1つの島にまで追い込まれました。1987年の調査では、100頭以上のキツネで埋め尽くされた沖合の島々の海岸に生息する鳥が完全に存在しなくなっていた事が明らかにされています。

その後、毛皮の養殖品は、動物達をケージの中で飼育する方法が取られるようになって行きましたが、この習慣は、未だに存在しており、深刻な環境問題を引き起こしています。

毛皮のために設置される罠は、絶滅の危機に瀕した多くの動物達を犠牲にしています。1973年、ある猟師が連邦政府と共にネバダ州で2500羽の白頭ワシとイヌワシが捕らえられ、その内630羽が罠で命を落とし、解放された他の動物達も罠による傷によって命を落とした事を報告しています。

不自然な製品

毛皮のコートの加工には、腐食性の化学薬品が使用されています。毛皮産業は、毛皮が生物分解可能であると主張していますが、生物分解可能なのは、生皮だけであり、実際に販売されているのは、クローゼットの中で腐らない毛皮です。1991年、環境保護庁は、有害廃棄物規制違反として、2つの毛皮加工工場に1億5900万円の罰金を支払わせています。1993年にもニューヨークの毛皮加工工場が同様の責任を問われています。それにも関わらず、毛皮産業は、未だに毛皮が自然な製品であると主張し続けています。

フォード自動車の研究者であるグレゴリー・スミス氏によって行われた研究では、人工素材の毛皮の加工に比べて野生で捕獲された毛皮の加工が3倍、毛皮動物飼育農場で養殖された毛皮の加工には、20倍も多くのエネルギーが必要である事が明らかになっています。

毛皮の生産には、海洋動物達も犠牲になっています。カナダやロシアの毛皮動物飼育農場では、動物の餌として、ますますアザラシやクジラの肉が利用されるようになってきています。

毛皮産業は、環境の強姦者です。ここで挙げられた真実は、毛皮の生産によって引き起こされる環境問題の一部の例に過ぎません。もはや、この産業は、虐待を受けている動物達だけでなく、私達人間が暮らしている、この地球さえも脅かす存在なのです。環境問題への取り組みは、地球に暮らしている全ての住民を守り、保護する活動を行う事であり、動物達を殺す事ではありません。

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