今解き明かされる食料生産のグローバル・スタンダード(世界標準)!私たち日本人が1年間に食べるお肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。誰もが毎日のように食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのだろうか?本作は、そんな私たちの生とは切り離せない「食物」を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリー。世界中の人の食を担うため、野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない現代社会の実情。ピッチングマシンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、わずか数秒で解体される魚、巨大なマジックハンドで揺すぶり落とされる木の実、自動車工場のように無駄なく解体される
牛・・・などなど。まさに唖然とするような光景の連続。その生産性の高さと、時に絵画のごとく美しい撮影に驚愕しつつも、改めて私たちが生きていることの意味が問い直される!
食肉処理場で次々加工される牛や鳥、魚。オートメーション方式による加工作業は、ベルトコンベヤーで組み立てられる家電製品などと全く変わらない。肉の塊も、てんこ盛りのヒヨコも、ネジ山も扱いは同じ。商品を安く売るための徹底したコスト削減。重視されるのは経済合理性だけで、すべての生き物が単なるモノとして扱われる。食や命とは何かを深く考えさせる傑作だ。
産経ニュース「いのちの食べかた」
http://sankei.jp/071109/tnr0711090838004-n1.htm
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