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動物実験基礎情報 

動物実験について

動物実験は、主に毒性試験、教育やトーレニング、基礎・応用研究のために行われています。しかしながら、癌やエイズなどの不治の病の治療法を探る目的のために行われているものではありません。医学の進歩に繋がるという理由だけで動物実験を受け入れている人達がいますが、国家統計では、動物実験の2/3が人間の病気を治したり、医学を進歩させる事に全く役立っていないという事が明らかにされています。すなわち、動物実験は、興味本位で行われている残酷で危険なゲームに過ぎないという事です。



無駄が多く信頼の出来ない結果

毎年世界中で何百万もの鳥、猫、犬、家畜動物、魚、ネズミ、猿、ウサギなどの動物達が生物学、心理学、生化学、生理学、遺伝子操作、細菌戦争の名において様々な実験の犠牲になっています。動物実験の需要への高まりは、科学や医学の進歩への貢献ではなく、研究報告書の数によって研究者の価値が問われるという今日の「パブリッシュ・オア・ペリッシュ(*研究論文を出さない研究者は、消滅する。)」的な研究環境によるものです。

医療目的で行われている動物実験ですら人間の健康に結び付いていません。コロンビア大学の研究施設では、ストレスを与えるというたった一つの目的のためにヒヒの頭蓋骨にパイプを埋め込んで、ストレスと月経周期との関係を調べようとしていた研究者達のグロテスクな動物虐待が明らかにされています。別の実験では、妊娠していたヒヒに大量のニコチンやモルヒネを投与され、体中に器具を取り付けられ、金属のケージに拘束され、観察されていました。このヒヒから生まれた子供は、まだ子宮にいるにも関わらず、手術に耐えさせられました。また、この実験で、体重の40%を失い、骨の感染症を患ったヒヒは、治療される事なく放置されています。

人工的に生じさせた病気を動物達に患わせる実験は、決して人間が自然に患う病気に当てはまるものではありません。動物種は、生物学のあらゆる観点において互いに異なった性質を持っているため、正確に有意義な方法で人間の生体に当てはめた実験よりも動物実験が結果を生むというのは、考えにくい事です。動物実験で使用される動物の種類は、コスト、取り扱いの容易さのような非科学的な理由で選択されており、動物実験の正当性にさらなる疑念を投げ掛けています。また、動物実験の結果は、資金源次第の大変気まぐれなもので、煙草を吸えば癌が生じ、煙草を吸わなければ癌が生じないというようなたわいのない事実を研究者が立証出来るようにするために巧みに操作さされています。科学評論誌は、例えあったとしても、ランダムに選ばれた10の動物の病体モデルが人間の患者の治療に役立つ事は、ほとんどなかったという事を明らかにしています。

監視と取り締まり

毎年世界中で数えきれない程多くの動物達が殺されている一方で、動物達を苦しみや悲しみから保護したり、動物達を犠牲にする必要のない実験が利用可能な時に動物達が実験に使われる事を阻止する取り締まりは、ほとんど行われていません。アメリカでは、動物実験で最も利用されている鳥類やネズミなどの動物達が動物福祉法の最低保護基準にすら該当していません。このような動物達を利用している研究施設は、動物達に鎮痛剤や獣医による介護を備えたり、公共団体の委員会が事前に実験の内容を審査したり、米国農務省による調査などを義務づけられていません。研究施設での動物達の介護や利用を抑制する同じような監視システムの欠如は、カナダにも存在します。

面倒な流行

急速に拡大しているバイオテクノロジーの分野において、商業的圧力は、意図的な遺伝子操作によって動物達の苦しみをより驚異的なものにしようとしています。研究者達は、動物の遺伝子構造を差し込んだり取り除く事によって全く新しい(遺伝子組み換えや特定の遺伝子を不活性かさせる事によって生まれた)種族を生み出し、特許を取って、独占販売を企てています。このテクノロジーの主要なビジネスの応用には、実験用の新たな動物の病体モデルの製造、調合薬やワクチンの“薬剤工場”として働く動物達の製造、より早く成長する家畜動物達の製造のようなものがあります。また、動物から人への臓器移植が一度も成功しておらず、致命的な病原体を媒介する危れがあるにも関わらず、移植手術のための臓器や細胞組織として働く人間化した動物達を製造するために遺伝子操作テクノロジーを利用しようとしている人達もいます。このような予期せぬ遺伝子操作の特性のために、判断上の間違いが動物達に悲惨な結果をもたらしています。

遺伝子を組み換えられ、より早く、より体の引き締まるように成長させられた豚は、関節炎、無気力感、頭蓋骨の異常発達、免疫システム障害などに苦しめられています。動物達の健康や福祉に悪影響を及ぼす事が幅広く認知されている遺伝子操作の危険性によって、カナダ動物配慮審議会は、穏やかに平和に生きる事を望む者達に深刻な苦悩や不安をもたらす遺伝子操作を使用した動物実験を最も危険な侵襲性と見なしています。

遺伝子を組み換えられた新種の動物達の製造は、途方もなく無駄が多く、何の役にも立っていません。たったの1〜10%の動物達しか胚に注入された遺伝物質を受け入れておらず残りの90%の動物達は、殺されています。これは、毎年99頭の動物達が、1頭の遺伝子を組み換えた動物のために殺されていると言っても過言ではない事を意味します。そのため、1990年以来、英国での遺伝子操作実験にされされている動物達の数は、10倍にも増えています。今日、英国の研究施設では、4頭に1頭の動物達が何らかの方法で遺伝子操作されています。

最先端技術

臨床研究、人口研究、インビトロ研究は、医学の発展に絶対不可欠なものであり、動物実験を行っている研究者達さえ、自分達の研究の有効性を確かめたり、不適当であると判断する為に、これらの研究を必要としています。しかしながら、人間の患者を用いた研究には、道徳的な科学の見解が求められています。動物実験を行っている研究者達が人工的に病気を生じさせている一方で臨床研究者達は、既に病気に罹っている、もしくは、既に亡くなっている人達を研究しています。 動物実験を行っている研究者達が思い通りに扱え、好きな時に殺す事が出来る使い捨ての研究材料を望んでいる一方で、臨床研究者達は、患者や研究の被験者を傷付けない努力をしています。動物実験を行っている研究者達が人工的に開発した動物の病体モデルが決して完全に人間の状態に反映されない事を知っていながら、極度のジレンマに直面している一方で、臨床研究者達は、自分達の研究の成果が直接人間の状態に結び付くという確信を持っています。しかしながら、現在、非営利団体や政府の研究支援機関は、私達人間の研究を行う人達ではなく、動物の研究を行っている人達に多くの投資を行っています。



人間の健康や安らぎは、生活スタイルの見直しや環境問題への取り組みを通して、非暴力的な科学の研究方法を導入したり、病気が起こる前の予防に焦点を合わせたりする事によってもたらされる事でしょう。私達は、現在の研究システムの残虐性や不適切さに、ますます不安を抱き、動物への配慮を求め、私達の税金や慈善の為の寄付が動物虐待に使用されない事を要求するべきです。

*PETAの「Animal Experiments: Overview」より翻訳

動物実験の廃止を求める会
http://www.java-animal.org/

止めよう!生命への暴力
http://www.ava-net.net/

さよなら、じっけんしつ
http://www.nezumi.to/be_liberated/index.html

ヘルプアニマルズ
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/experiment.html

恐怖の動物実験
http://www.coara.or.jp/~wadasho/doubutu.html

ネズミの一生(漫画)
http://www.macveg.com/comics/rat_life/RatLifePage1.html

動物実験代替法
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-213.html

動物実験を行っていないメーカー
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-211.html
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